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- みずみずしい老人
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メルセデス・ソーサが来日するのを楽しみにしていたのだが、2〜3日前に「病気のため中止、らしい」のメールをもらって、「延期とかじゃないの〜〜〜?」と、あきらめきれず、公式発表を見ようと「メルセデス・ソーサ コンサート 中止」で検索したら、雑誌「ラティーナ」のページにあたった。
- そこで偶然目にしたのは・・・・
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『ブエナ・ビスタ・・・』のコンパイ・セグンド翁、死去! ------------------------------------------------------------------------
先週から重体が伝えられていた、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の人気者コンパイ・セグンド翁が13日、ハバナの自宅で亡くなった。11月で96歳の誕生日を迎えるはずであった。白いパナマ帽と葉巻がトレード・マークの愛すべきお爺ちゃんであった。2000年93歳の時に初来日公演を果たしている。合掌!
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“サルサの女王”セリア・クルス、死す!
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“サルサの女王”“グアラーチャの女王”ことセリア・クルスが現地時間の7月16日、ニュー・ジャージー、フォート・リーの自宅で亡くなった。昨年11月に手術した脳腫瘍の再発によるもの。享年78歳、先週月曜には元気であれば夫君ペドロ・ナイトと41年めの結婚記念日を祝う筈であった。コンパイ・セグンド(本名フランシスコ・レピラード)に続き、キューバ生まれの偉大なシンガーがまた一人逝ってしまった。
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- というニュースだった・・・。なんてこった!ショック!!
- それより「愛すべきお爺ちゃん」という呼び方は、コンパイにふさわしくないなあ。
- もしも彼が近所に住んでいたり、親戚だったりしたら私はきっと
- 「この、エロじじい!」とか言ってすっごく仲良しになったに違いない。
- 枯れてないのだ。
- セリアのようなオバサンも、実際近所にいたら、じつは苦手かもしれない。
- 「あんた!ボーッとしてちゃダメよ!」「また風邪引いてる!ダメじゃない!」
- みたいに、しょっちゅう怒鳴られそうだ。
- でもすごく憧れる。
- オバサンだけど、オバサンしてない。
- ジジイだけど、ジジイしてない。
- 彼らが常に現役だからかな?
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- 以前は笠智衆のような「枯れた老人」が好きで、
- 歳を取ったらこうありたいなあ。などと考えていた。
- 老人ホームやゲートボール場で、たまに色恋沙汰があると聞くと
- いい歳をして!とキタナイものを見るような目をする、
- そんな常識人ヅラのひとりだった。
- やっぱり「ブエナ・ビスタ・・・」の影響かなあ?
- 同じ頃「ナビィの恋」なんてのもあったなあ。
- ラテンアメリカや沖縄の魅力的なオジィ・オバァを見てると、
- どうせ長生きするならこうやって生きたほうがいいじゃん!
- と思えるようになった。
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- 一見ただの枝なのに、折ったら水がドクドク出てくるアマゾンの木みたいだ。
- みずみずしい人になりたいな!
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