- ペルー
- (なーんか、大統領がフジモリでなくなってから、すっかり日本では話題に上らなくなってきたねえ・・・このまま出版物も減っていくのかなあ?)
- ●「封殺された対話〜ペルー日本大使館公邸占拠事件再考」
- 小倉英敬著・平凡社
●「人質127日〜ペルー日本大使館公邸占拠事件」
- 斉藤慶一著・文藝春秋
ペルー人質事件は、さなかにペルーにいた(ねらったわけでない。たまたまチケットをとってあった)ので忘れられない。人質にされた人は、犯人グループMRTA戦士たちとの交流があったので、複雑な思いをしている。よく「犯人と人質」の間に奇妙な友情が芽生えることを心理学的に分析する人がいるが、そういう分析で済まない社会(ていうかほとんど経済)問題がある。
- ●「ペルー遥かな道〜フジモリ大統領の母」
- 千野境子 中公文庫
藤森ムツエさんが移民としてペルーに渡った日から、息子アルベルトが大統領になるまでのドキュメント。
- ●「日本はテロと戦えるか」
- アルベルト・フジモリ 菅沼光弘 扶桑社
- 日本に亡命(?)後のフジモリと、元公安調査庁の人の共著。「オメーに言われたくねーよ」と思われる方はさておき、ノホホンと生活をしている我々にとっては、「日本人の危機感のなさ」が分かりやすく書かれています。
- ところで、平凡社から「フジモリ時代のペルー」って本が出ましたが、高い(8000円ぐらい?)ので読めません。どなたか貸してください。(面白くないようだったらいいです。)
|