〜日記のようなコーナー〜

     
2009年11月27日
村紙袋その後
         
ついに村上の長編を旦那はすべて読み終えてしまったらしい。
じつは旦那の尊敬する山暮らしの先輩コーちゃんも村上を読んでいる、
という話を聞いてから、ますますやる気を出したようだ。
で、次はエッセイを読み始めることにしたそうな。
村紙袋の現在
            
東京に戻ったら、落ち葉がまだまだ真っ盛り。
ガレージの屋根に積もったのが、また隣にごっそり落ちるので、
梯子を出してきて上る。家の梯子は旧式の木のやつで重い。
軽いアルミ製のを買ってくれと毎年言ってるんだが、
結局、年に一回ぐらいしか使わないから、と話が消えてしまう。
         
このところ週の半分は山だし、のこり半分も旦那は昼間は外出。
今年、柿はかなり大きいのがいくつか生っていたが、
高枝切り鋏が壊れていて、私には取れなかった。
梯子に載ったついでに、手の届いたやつを折った。
             

     
2009年11月26日
カツ
         
深夜、再び激痛が走る。下痢と共に大汗。
これは参ったなあ。車出してもらうにしても、どこへ?
救急車でどこか知らない町に運ばれるのも困る。
東京の家に帰るとしたら、高速飛ばして1時間。
しかし医者が開くまで数時間ある。
そんな事を考えながら、しばらくして、
痛さの波が引いた瞬間に腹痛止めの薬を飲み、
うずくまっている内にまた眠った。朝には痛みは無かった。
         
今回は、自分が体調不良で食べ物の事を考えたくなかったので、
買い出しの時も「勝手に食べたい物を買ってくれ」と放置してしまった。
考えてみたら、自分用の「消化の良い食べ物」を用意してない。
東京に居れば白ご飯に合う振りかけや梅干しがあったのになあ。
・・・まあ、痛みもないし、大丈夫だろう、と、
昨日の昼も、夜も、普通に焼きそばだの焼き魚だの食べてしまった。
昭和の子供」につられてご飯を食べ過ぎたか。
            
この状況、何かに似ている・・・と考えたら、
南米旅行中、私は必ず早い段階で腹を壊すのだが、
現地で「日本人の体に合う消化の良い食べ物」を探すなんて困難だし、
というか、消化が悪いのは食べ物の問題では無いし、
とにかく何かを食べない訳にはいかないから、
食べては下し、下しては食べ(汚いな)を繰り返すしかない。
・・・と、そんな事を思い出していた。
私の旅行の思い出なんて、常に腹下しと共にある。
       
         
ところで、消化に悪いで思い出したが、
会社員をしていた頃、健康診断に行った時、
問診の医者が「何か訊いておきたいことは?」と言うから、
「胃腸が弱いんですが、何を食べたら良いでしょうか?」と訊いたら、
             
「胃腸の弱い人はね、
カツを三度三度食べちゃ駄目。」
           
・・・。
食べないだろ、普通。
逆に、食べろって言われても食べられないだろ。三度三度カツって。
胃腸が弱いって先に言ってるんだから。聞いただけで胃がもたれる。
そこまで豚カツ好きに見えたのか?私は?
今より体重10キロ以上軽かった20代のうら若き女性のはずだったが?
いまだに謎のアドバイスだった。
             

             
前のを見る
もどる