〜日記のようなコーナー〜

パパ・サラ酒蔵コンサート&二人展はおかげさまで無事終了しました!

遠路のところ足をお運びくださった皆様、ありがとうございました。

展覧会レポート完成しました。


     
2009年4月5日
酒粕
     
酒蔵の展覧会期間中ずっと家に帰れず、何が一番気になったかといえば、
初日に実家から大量にもらってきたネギの事だ。
旦那に「ビニールから出して新聞紙にくるんでおいて」と頼んだが、
好天が続いて気温が上がれば蒸れてしまうだろう。
心配で頭の中でずっとネギの匂いがグルグルしていた。
帰ってきて開けてみたところ、青い葉の部分がヌルついてるやつもあったが、
なんとか無事。庭の隅に穴を掘って埋める。
          
次に洗濯物。一週間転々とするので、一週間分の着替えを持って歩いた。
酒蔵が寒かったのもあり、汗びっしょりで・・・ということは一度もなく、助かった。
展覧会レポートづくり。それは昨日ようやく完成した。
いや、もちろん、真っ先にやらなければいけないのは、
買っていただいた絵の発送と、来て下さった方へのお礼状書き。これはもちろん最優先。
それから大量に持ち帰った絵を片づけること。それをしないと居場所がない。
これは絵の発送が済んだその足(クルマ)でもって山梨の小屋へ格納。
       
・・・と、こんなふうに書くと激しく多忙な生活のようだが、
不景気で仕事が無いおかげで思いのほか早くクリア。
       
さて、もうひとつ重要な問題がっ!!
酒蔵からお土産にいただいた2キロの酒粕。
あれだけ濃厚な日本酒を、手作りで作っている酒蔵の酒粕が美味しくないはずがない。
しかし、自慢じゃないが私は今まで一度も酒粕料理を作ったことがない!
         
私は酒が飲めないのである。
私の母は、さらに輪をかけて酒が飲めないのである。
だから、母もあまり酒粕料理を作っていなかった。
味見ができない、匂いだけでも酔っぱらう、などの理由であろう。
甘酒だって私の記憶では、味も香りも極々薄い、
「手術後の最初の食事で出てくるおもゆ」みたいなやつだった。
「スミツカレ」という郷土料理も、
近所のおばあさんに聞いたとおりの分量で作るだけで、
何が何だかわからないが超〜不味かった、という記憶しかない。
        
酒粕といえば粕汁。
一度も飲んだことがないのに、作れるのか?
とりあえず検索しまくり、簡単そうなのを見つけ実行。
「煮込んだら酒が飛ぶから大丈夫だよ。」とのことだが、
お椀で半杯飲んだら具合悪くなった。
残りの鍋一杯は旦那が「うめ〜!」と言って平らげたので、
たぶん大成功だったようだ。
       
次に粕漬け。
赤魚の粕漬けなら私も好きで(ただし酒粕は洗い落としてしまうが)
これは結構いけるのではないか、と、これも検索。
酒粕+みりん 酒粕+白味噌 の二種類を交互に実行。
生鮭、豚ロース、かまぼこ、ブリ、
なんとか鯛(名前を忘れたが薄く切ってあったやつ)
いずれも、確かに美味い。酒粕が良い仕事をしている。
しかし酔っぱらう。
       
展覧会やイベントでたくさんの人に会うと、
その反動で、何日か人に会いたくなくなり、引きこもることがある。
今回の場合は酒粕料理で酔っぱらって寝てしまうので(気づくと3時間経過・・・)
結果、引きこもりになっている。
         

     
2009年4月1日
水場計画
     
さて四月に入り、生活も気分も元通りになったので、
先月の酒蔵での展覧会レポートづくりを開始。
       
それと同時に「石版画復活計画」を再開することにした。
石版画には欠かせない水場を作らなければ何も取りかかれない。
というわけで、今日は中古流し台をゲットし、工房に運び入れた。
しばらくは水場造りに専念灸。
         

        
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