午後5時 運転手のフレディーさんがアシエンダ博物館があるというので行ってみた。インカ帝国がスペインに滅ぼされた以降、近年農地が開放されるまで、農民たちはアシエンダ制度に基づく領主のもとで働かされていた。この領主の家を国が買い取って博物館にしたものだそうだ。敷地内には水路が張り巡らされており、インカ時代の聖なる地だった場所にそのまま領主の家を建ててしまっている。領主から奴隷の様に扱われた、当時の虐げられた農民たちの悲惨さはウカマウ映画などでかいま見ることが出来る。

広い庭には、石垣で遊歩道が作られている。

庭のほぼ中央には、インカ皇帝が入ったとされるお風呂がある。大きなひとつの岩を彫って風呂にしている。実際長い木の枝をつっこんで深さを測ったら、70〜80cmほどあった。一瞬、中に入ってインカ皇帝の気分になろうかとも思ったが、底が真っ暗で見えないこともあってやめた。

このぶっとい木はなんだと思います?ユーカリなんです。こんな大きくて太いのは、初めて見ました。

それで、肝心のアシエンダ博物館の展示物なのですが、農耕用具や周辺で見つかった土器、ミイラなどで、展示量も少なく、ちょっぴり残念。入館料のひとり50Bsは、高すぎ!

チチカカ湖の夕暮れ。

午後8時10分 ホテルのそばの怪しげなレストラン「ハルディーン・ボリビア」で夕食をとる。チチカカ湖に来たのだからと、名物のマス料理を注文、量の多さに圧倒されたが、メチャ美味かった!

午後9時30分 ホテル着

午後10時 就寝