ラワチャカ村

    

2001.8.31.更新


午前11時45分、ラワチャカ村着。

遠くに並んで見えるのは、お墓の遺跡郡。

建物型のお墓を「チュルパ」というそうだ。

たくさん空いている小さな穴は、鳥がくちばしで突っついてあけたのだそうで、

また雨や風などによって、どのチュルパもだいぶ浸食が進んでいた。

墓の中からは、大人数の骨が発掘され、

すべて、博物館に運ばれてしまったそうだ。

中を覗くと人骨のかけらが転がっていた・・・あわわわ!!!

針のような葉を持つ「イチュ」という草。

アルティプラーノ全域、あちらこちらに生えている。

土にこのイチュを混ぜて日干しレンガを作り、

それを積み上げて、チュルパを作ったそうだ。

イチュは、リャマの餌でもある。

うっかり腰を下ろそうものなら、メチャ痛い目にあう。

チュルパの前で記念撮影。

こりゃまぁ!

あまりのかわいさに、みんなでオヤジギャグをとばしていた。

親リャマに寄り添う「子リャマ」。

リャマのうんち!

アルティプラーノの羊飼い。

なんだか絵はがきになりそうな写真!

ラワチャカ村の楽器屋さん。

しかし、中を覗くと壁の上の方に

サンポーニャとワンカラ(写真から外れているが・・・)が掛けてあるだけで、

ほとんど雑貨屋状態である。

ようするに、祭りの時期以外は楽器屋だけでは

食べていけないということなのだろう。

楽器屋のオヤジ。

モセーニョ、1トローパ(12本)が、

なんと400ボリビアーノス(8,000円)だというので

即買うことにするが、

なんせ時期はずれとのことで、

前金50ボリビアーノス支払って作ってもらうことにした。

出来上がったら杉山さんに、

日本まで郵送してもらうことになっている。

ぎゃは〜〜!!楽しみ!楽しみ!


20.オルーロ近郊