1.はじめに

   


ボリビアを中心とするFolkloreについて。
ボリビアでは今でも民族音楽が生活の中で生きていて、
特に高地ではレコード、テープの半分は民族音楽で、
ディスコの中で流れてくることも珍しくない。
多くは村ごとに異なる音楽のスタイルがあり、
都市部では通りに一つ音楽があると言われる位豊かで、
更には季節によって、または祭りの日程中に全面的に音楽が変わる。
同じ村の祭りでの話である。
新しい曲、伝統も音楽が生きている間は、当然出てくる。
新しいものに代わって消えそうな、あるいはもう消えてしまったものもある。
幅広く、変化に富んだ音楽を一人の人間が短期間に知るのは無理があり、
専門家の文献ですら、実際の祭りを見てみると不充分な点や、
明らかな誤解があるのも仕方ない訳で、この中に書いてあることも、
確認不充分なものは多いが、これからもボリビアでフィールドワークを
行う人も多いと思うので、その足がかりとして、不充分な所や、
まちがいを指摘、修正、追加できれば幸いです。


楽器名            使用される地域
(日本語)(現地表記)         時期(祭りの名)

楽器の名の由来。サイズごとの名。合奏される他の楽器とその本数。
(各何本で合奏か)
楽器の採寸図。各管(運指)の音階。(±何セントか?)
使われる祭りの衣装とその背景等。
(色にも意味がある)祭りの進行のしかた。踊りの名。
類似楽器と比較。参考音源、文献。同名の事柄。楽器の別名、古名。
異名同物は?同様の衣装で演奏される他の音楽。
構造上の特色があれば・・・奏法の特徴等。
楽器を構成する材料。楽器を作る過程とその町の所在、
又、名前も西語とそうでない場合、
一般名(慣用名)と正式名称があるものもある。
踊りのまわりに出て来るキャラクターも起源を知るヒントになる。
(コンドル、ジャガー、ビクーニャ等)

   

Instrumentos Musicales de Bolivia     齋藤征範

        


2.各地のサンポーニャ


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