23.マイスス

     


 

マイスス Maizus   オルーロ県アタワルパ郡 Ayparari
別名 チリワナス

Luk taqa(3本管) -  Mataqa(2本管)  と  Wauqu
オス・イラ        メス・アルカ        ホイッスルのように使う
1台           3台            2音のみ
                           素焼きの小さな壺。指穴1つ。

交互に吹いて1つのメロディが完成する。チパヤ族の楽器。
楽器における一夫多妻であるのは、フルフル(ラ・パス県インガビ郡)と共通。

交互に音が高くなっていないのは、アヨパヤ(コチャバンバ)のチリワノと共通である。
チリワナを用いる踊りをチリワノという。(tzatni chiriwano)
7月25日のサンティアゴ祭で見られる。Wauquは、瓢箪のこと。
ラパス県のフルフルの1管少ない型・・・と言った感じか?

音源、文献   Musik Im A.   C-2,、P27、P34、 P18右

Kho Kho Pecs (Ira Arca) コォコォペックス (E.C. P38)
Si♭ - Do - Mi♭ の3管(最長18cm)と
Do - Mi♭ の2管よりなる3音階のサンポーニャ

KhoKho-che コォコォーチェという小さな穴のオカリナを伴う。

プキナ語族であるチパヤ族の楽器で「2列のオカリナ」の意。
マイススとの関係は?

Musefに、2管が4台、3管が1台の組み合わせの笛があった。
これが同じものなのか、不詳。

Pak - Taipi - Maisho - Peks  パッタイピマイショペッ

チパヤ族によるプキーナ語で「年寄りの大と中・・・」の意。
地元の音楽家ホセ・コンドリさんの話として(サンタアナデ チパヤにて)
7月26日のサンチャゴ祭りで使われるというもの。
材料は、Sokhosa葦。

Fa - Sol - Si♭ - Do - Fa  (最長24cm)
Si♭ - Do - Mi♭ - Fa - Sol - Si♭ (最長18cm)

5音階の一列のオス管、メス管

尚、雨が少なくなって、ポーポ湖が消失してしまい
チパヤ文化の存続が心配されている。

(E.C. P40)

   


24.セクセク


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