49.ティトゥジィワィリ

     


   ティトゥジィワィリ Sicu Tituriwaili  ラパス県インガビ郡ヴィアチャなど
2列のアンタラ。8管。大ボンボを打ちながら吹く。
管径は太め。
そのネーミングの由来は「トゥンタとジャガイモ」で、
トゥンタは芋を加工した食品で、
凍(し)み豆腐(=高野豆腐)のジャガイモ版にしたもの(チューニョ)の
色のついていないものといった感じ。
(チューニョは、日本でも長野県で作られている)
水で充分に晒して作るのが、チューニョと違うところと聞いた。
ところで、なぜこの楽器が、
高野馬鈴薯とジャガイモという名なのかは不明である。

芋の農業的な時期・・・作付・収穫etc. トゥンタを作る旬の時期に
あるいは作るために作業の歌として使われたのだろうか。E.C.参照

これは多分、プシリというサンポーニャを使う踊りの型式で
スリシィクに近いスタイル(8〜7管)ではないかという。(SGT)
インガビ、アロマ、コルケンチャの近くで行われているのではないかという。
・・・これはラキータに近いのでは・・・
プシリに合奏は、途中を羽根で飾った、ヤリのついた竹の底部を
地面に打ってリズムを刻むらしい。(SGT) 


50.プスィリ


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