51.タキリ

     


 タキリ Taquiri
男性はポンチョ、マフラーに羽根飾りの冠をかぶる。8管。(D.F.B.P226)
又、ラパス県パカッヘ郡コロコロの7月22日の祭り(1955の例)
ミムーラに似ているが、羽根飾りは、というより布の部分が長め。
12台のSicuと、9台のプトゥワンカラと
6人の女性の唄い手。(踊り手でもある)
そして、クシージョ1名。
綿の帽子をスリ(ダチョウ)の羽根で飾った王冠の服を着た役と
コンドルに役がある。
一見すると、スリシィクやラキータと似ている。
タイコは単調で途中でテンポアップする以外は変化しない。

SYRINX de Bolivia 10,11(P6〜7)
AFD  P102~3
DFB  P226

Taquiriの音列   CD Syrinx de Boliviaより推定
A♯ C♯ D♯ F G♯ A♯ B G

C♯ D♯ F♯ G♯ A♯

タキリと思われるコンピのVTRより
バンダのタイコにワンカラのような竹つき響き線がついている。
ワイシャツ、白ズボン、白腹巻き(フロシキタイプ)の男が
コンドルの仮装をしているのが数人いる。
目線を白い布で隠す。
女性は行列の先頭で同様の頭飾りとチョリータのスカート、
えんじ系に白の入った大きな布(マンタ)をショールのようにして、
手には棒の先端に羽根を付けたようなものを持っている。
マルタのショールの下には、普通の青いショールをしている。
首にはフロシキを巻いて荷物を入れてある。
白い2つの折れ帽、チュリュ、白いワイシャツ、ベストの2人の男が、
一人はリャマノぬいぐるみを手に、一人は糸つむぎのコマを持って、
まわりを練り歩く。
背にフロシキ、足のすねにも何か巻き付けてある。
黒いコート、黒いズボンに背に白い布、白長髪のカツラ、
茶フェルト帽子の上に赤(又は白)羽根飾り。
手にムチ、ビクーニャの剥製を肘からさげ、白マフラーをしている。
(ワシージョ?)
時々悪さをしてまわる。
   


52.トゥスキ


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