1.ヴァリグブラジル航空

    

1998.7.21.更新

    
   

成田空港を予定より13分遅れで離陸したヴァリグブラジル航空機は

まず、北米のロスアンゼルスに向かう。

日本から南米への直行便は、

残念ながらどの航空会社を探しても無い。

やはり、地球の裏側に行くには

それなりの時間と気力を必要とするということか・・・。

ロサンゼルスまでの飛行時間は、約9時間30分。

トランジット・ルームで2時間ほど暇をつぶし、

ペルーのリマまで約7時間30分、

狭い飛行機の座席でジッとしていなければならない。

離陸後、1時間もすると夕食がはこばれる。

夕食後は、照明がおちて、

目の前の大きいスクリーンで映画が始まる。

搭乗時に配られたヘッドホーンで音声を聞けるのだが、

かならず、日本語の吹き替えがあったり、

字幕スーパーが入っていたりでうれしい。

映画が終わると、

もう寝なさいといわんばかりに

非常灯を残して真っ暗になる。

しかし、旅の興奮からか、なかなか寝られるもんじゃない。

到着1時間30分前になると

2段階にわけて照明があかるくなり

朝食がくばられる。

朝食後は、我が飛行機が無事着陸してくれる事を

ただ、祈る。

・・・・・

要するに、

これを成田-ロス間とロス-リマ間の2回繰り返して、

やっと、ペルーのリマに着くわけです。

       

行きも帰りも国際線の機内では日本語が通じたし、

どのパイロットも着陸がとても丁寧。

それに、経由地での乗り換えがない唯一の便ということで、

僕としては、この航空会社結構気に入りました。

      


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