ボリ変(ボリビアの変なモノ)1

リャマは気に入らないことがあると胃液を吐く。すごくクサいらしい。
吐いた本人も臭くて20分ぐらい脱力すると「動物奇想天外」で言ってた。
なんでまたそれをTシャツにしようと思ったのか・・・。

しかし、あとで書いてある文字を読んで気付いた!
「EL ENCUENTRO DE DOS MUNDOS」(2つの世界の出会い)とは、
つまりインカ帝国とスペインの出会い。つまり植民地化されてから505年。

リャマの姿を借りてスペイン兵に仕返ししてるのかな。
あるいは、スペイン兵が最初に出会ったのがヒトでなくてリャマだったら、
植民地化する気など起んなかったかもしれない。
他にも兵隊を次々とやっつけるリャマのマンガの入ったTシャツもあった。
すごいぞ、リャマ。

リャマはともかく、このデザインに何か見覚えがあるぞ・・・と思った方、
スルドイ!あなたは相当なアンデス通です。
このデザインの元になってるのは、グワマン・ポーマという人の年代記のさし絵で、
文字を持たなかったインカ帝国の生活などを知る数少ない貴重な資料として、
アンデス、インカ関係の読み物に必ず引用されている。
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