JAALA(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ美術家会議)展

2000年7月9日〜16日/上野東京都美術館

今回はパフォーマンス参加が7組と、ずいぶんニギヤカな展覧会となりました。

外国作品は、韓国,パキスタン,パレスチナ,クルド,から。

私の出品作(石版画4点)2階の展示室って、穴開きボードがビンボ臭くて気にくわない。

祈りすぎでオデコにタコのできた、どこにでもいるムスリムのおっさんを描いた「祈りダコ」を見て、クルド人が「オジャランか?」ときくので、あわてて「ノー!ノー!」と答えてしまったが、「その通りだ!」と答えたら喜んだかな?あとで写真見たら確かに似てた。

4;クルド人の踊り,なぜか小指をつないで横一列に並ぶ.地味な動き(大人の「花いちもんめ」みたいな・・・)だが盛り上がってる.赤,黄,緑は旗の色(クルド民族についてのくわしい説明はいずれまた・・・)

1;会場(東京都美術館、彫塑室)黒いテントでは美学校トンチキアートクラスの川村さんのスライドを上映中.右上の机の上には「ぱれまん」「ぺるまん」を無断で置いちゃいました。会期中何冊か補充したが、お持ち帰りされていた。
2;会場(2階ギャラリー)
タイムリーな絵画作品が多いのもこの展覧会の特徴かも。日本の作家の作品にも「17才の殺人」をとりあげたものが数点あった。韓国作品に「五体不満足」のオトタケ君を描いたものもあってびっくりした。
日韓の交流展は他団体でもよく見かけるが、団体によってずいぶん絵の傾向が違う。この団体は「リアリズム」に限定してるみたいで、展覧会の主旨には合ってるが、何気なく見に来るには、ちょっと古くさく感じると思う。

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