ラテばな


ラテばな2

     
南京豆25連発
   
ワハハ本舗の梅ちゃんの鼻の穴から豆が25連発出てくることではない。
「♪マニ〜〜マニマニ〜〜〜」の「南京豆売り」ばっかり25曲ぶっとおしで入ってるCDを買ってしまった。
25 VERSIONES CLASICAS DE "EL MANISERO"/1997,Tumbao Cuban Classics)
日本でいうならヤキイモ25連発か?私はてっきりそういうふうに南京豆売りの実録が25種類入ってるのかな?と想像して買ったのだけど、まさかこの曲だけが25回続くとは。
各年代の流行歌手が唄ってる「南京豆売り」をずーっと並べていったらしい。でも、よく聴くと歌詞を微妙に変えてたりして飽きない。まさにヤキイモ屋が「ほっかほか〜だよ」とか「早く来ないと行っちゃうよ〜」とか言うみたいに、まさに「豆売り行っちゃうよ〜、もう行っちゃうよ〜〜」という歌詞もある。
     
ジャキ〜モ
   
南京豆、焼き芋、と言ったら「ロス・コンパドレス」というキューバの兄弟デュオ。
30年ぐらい前に来日した時の思い出に「焼きイモの歌」というのを作った。「あれは何の歌だ?」「焼いたイモを売っている」「キューバのピーナッツ売りと同じじゃん!」ってんで、感激したらしい。
スペイン語圏の人は「ヤ、ユ、ヨ」と「ジャ、ジュ、ジョ」の区別がよくできないので、「ヤキイモ」が「ジャッキーモ」になっていた。
   
以前来日したてのペルー人の友達がやっぱり「僕たち、もう日本で一番流行っている歌をおぼえたよ」と得意になって唄っていたのが「い〜しゃき〜〜〜も〜」だった。一日中どこかで聞こえるから、そうとう流行ってると思ったらしい。話しは違うが、やはりペルー人の友達があの「ゆうや〜けこやけ〜の〜」の「赤とんぼ」を「ゴミの歌」と呼んでいた。某市ではゴミの回収車が「赤とんぼ」のオルゴール音を鳴らしながらやって来るかららしい。なんかやだな、と思った。
     
ク・ギ・ヅ・ケ
   
たまたまテレビを付けたら(しょっちゅうだが)
「日本インターナショナルダンス選手権大会」の、しかもプロフェッショナル・ラテン部門の決勝戦だった!こりゃ〜〜目クギ付けでしょう!
解説者によれば、勝ち抜いた人達はこれまで何十曲踊り続けなわけで、そこへもってきて、決勝はラテン5種メドレー状態。チャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ときてジャイブ。「最後にこの激しいジャイブはキツイですねー」と一人が言うと「いやー、最後なのでもうハジケちゃうんですよ」
すごいっす。ウリナリ芸能人社交ダンス部なんても〜う、ケッてかんじ。男も女も全員が「シャル・ウイ・ダンス?」の竹中直人、の、完全版。ウマイけど、もうコワイよ〜!夢に出るよ〜!そんな感じでした。優勝のグレートブリテンチーム。イギリス人なのに何であんなに日に焼けてるんだ?

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