〜日記のようなコーナー〜

2001年5月17日
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あなたといると、ご飯がおいしい!

2001年5月10日
うつむいたひと
実家の仏壇のところに、祖母、叔父、と並んで、伯母(叔父の奥さん)の写真があるが、その写真は、何となくピンボケで、笑ってはいるがうつむきかげんで、少しさびしげだった。
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さみしそうに見えたのは、母にあらかじめ伯母の苦労話を聞かされていたせいかもしれない。彼女は叔父の先妻の子を病気で亡くし、自身も子宝に恵まれず、50才になったかならないかで脳溢血で亡くなった。
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私が子供の時に、家に家相か何かを見る人が来て「この子が身体が弱いのは伯母さんが成仏していないせいだ」と言ったそうだ。困ったものである。でもその人は「仏壇にお線香とお花を絶やさないようにしなさい」と言って帰ったそうだから、まあ良かった。
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ある時そのうつむきかげんの写真が、カラーの全身スナップの顔の部分を引き伸ばした物だとわかった。その写真は、伯母が3才ぐらいのヨチヨチ歩きの女の子の手を引いているところであった。
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その子供は私である。伯母はうつむいていたのではなく、小さな私を見て微笑んでいた。

2001年5月9日
「シャル・ウイ・ダンス?」
NHKのニュース見てたら「弘前の武富士に押し入った男が、
金を出さないと火をつけるぞと、おどりました、失礼、おどしました」
と言っていた。

2001年5月8日
最近読んだ本・・・の一部。と言うべきか(笑)
炭坑美人-闇を灯す女たち」田嶋雅巳著、築地書館
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北九州の炭坑で少女時代働いていたおばあさん達の、顔写真とインタビュー。炭坑では、採掘する男達の後ろで、その石炭をカゴに集めたりする細かい作業は、女子供のような身体の小さい人が小回りが利くので、労働法が変わるまでは大勢の13才くらいの少女達が働いていた。「労働」とか書くと悲惨な歴史みたいに聞えるが、いや、たしかに悲惨なこともたくさんあったが、それよか、この本はその時代を力強く生き抜いた女性達の、満面笑顔の写真とユーモアたっぷりの語り口を、素直に読むだけでも何かジーンとする。(すごい博多ナマリなんで所々わかんないが)イイぞう!
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さよなら エルマおばあさん」(絵本)大塚敦子写真&文 小学館
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これはねえ、他人には「イイよー」と勧めちゃうが、いまひとつ身内には誤解を招きそうな微妙な本だったた。タイトルと写真から、お年寄りとネコの静かな老後を追っただけかと思ったら、途中で主人公のエルマおばあちゃんが、病気の延命治療を断って家で最期を迎えたい、と宣言する場面がでてきちゃったので、ちょい困った。うっかり家族に勧めたらまるで私の延命治療への考え方がこうだ!と受け取られそうだから。
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写真集としてなら、病床のおばあちゃんを見守るネコの様子がなんともせつない。しかしそれにしてもこの絵本は誰に読ませようとして作ったのかなあ?ネコ好きの人?


本についてのページは、いつか作りたいとは思うんだけど、けっこうスゴイことになりそうで・・・
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