- 〜日記のようなコーナー〜
-
- 2004年12月24日
- 変なクリスマス
-
- その後の胃炎だが、薬さえ飲んでれば何を食っても痛くない。それでつい、
- もう治ったかと思い、調子に乗って昨夜インスタントラーメン(豚骨味)を食べたら
- また具合悪くなり、薬がちょうど無くなったので朝一で病院へ。
-
- ロビーで同じ頃から待っていたおじいさんが、
(さっきまで普通に話していたのに)とつぜん白目むいて発作をおこす。
付き添いの息子が泣き叫び、女性の看護士さんが駆け寄ったが重くて持ち上がらず、
- レントゲン室やらリハビリ室から若い男性技師が駆けつけ、
- 車イスに乗せた。しかし足が突っ張っているため、一人が足を持ち上げ、
- 宙に浮いたような状態で奥に連れていかれた。
-
- そんな騒ぎになって、医者がそっちの処置にかかりきりになり、
さらに1時間待たされてしまった。
- やっと順番がきて、やはり胃カメラをやはり飲んだほうが良いと言われたが、
- 年内は予約いっぱいで、年明けになるとのこと。
- で、胃カメラはまぬがれた(だって飲むの苦しいんだもん)
- ただ、胃潰瘍と正式に診断されたとしても、
今と同じ薬で治療することになるらしい。
というわけで、同じ薬を今度は2週間分もらってきた。
- それなら直接薬局へ行けばよかった。半日も病院でつぶしてしまった。
-
- 胃カメラを飲んだことが有るかと聞かれ、10年ぐらい前に飲んだ、と答えたが、
- あとでよく考えてみたら20代前半だったからもう20年近く前だった。
- その時も、胃潰瘍かもしれないと脅かされてカメラ飲んだが、
- 「キレイな胃袋です」と変な褒められ方をして帰ってきた覚えがある。
- 最初の就職先が倒産する前後だったので、神経性胃炎だったと思う。
-
- 発作のおじいさんの息子は、
その後も何度もロビーを出たり入ったりして携帯で話しつづけていたが、
私が薬もらって帰るときもまだ駐車場のあたりで電話していた。
結局なんだかわからないのですごく気になる。
- 入院手続きをとったりしていたのだから、命に別状はないのだろう。
-
- 帰りにコンビニに寄ったら、店の奥で怒鳴り声がきこえる。
万引きの常習犯か?「ほら!これもでしょ?」とか。
- 警官が来て、ホームレスっぽい男がパトカーに乗せられて行った。
- なんだかいろんなことがある日だ。
-
- そういえば、まる1ヶ月美学校に行ってない。
- グループ展と個展が決まったとたんに仕事が切れない。
- 以前、旅行に行ったあと仕事やら風邪やらでしばらく美学校に行かなかったら
- 「サトコさんがペルーで行方不明になった」と心配した人もいたようなので、
- とりあえずここに生存報告だけしておこう。
-
-
- 2004年12月19日
- 第九レポート
-
- 同級生のRちゃんがが第九のコーラスに出るというから上野の東京文化会館大ホールまで聴きに行った。
座席は5階(最上階)2列目だが、もともと5階には2列しか席がなく、
しかも椅子はコーヒースタンドのカウンター席みたいに高く、バーの上に足を乗せるようになっていて、
通路から真ん中へんの席まで入っていくのには、バーと床の間の10センチほどのすきまを
カニ歩きで移動しなければいけない。各階ほぼ垂直にそそり立っている感じで、
まるで火曜サスペンスなんかに出てくる崖の上から日本海を望むような、
たぶん高所恐怖症の人なら腰を抜かすであろう。
去年もたしか別の友人が第九を演奏するからというんで聴きに行ったが、
- その会場は断崖絶壁ではなかったけど、やはりかなり後ろの席で、どれが友人だか判別できず、
- 最初は近くの席のおっさんのイビキうるさいなーと思っていたのだが、
自分も直前に風邪薬を飲んだせいか、つい眠ってしまったので、あまりよく憶えていない。
今回は直前に下痢止めを飲んだら腹がグルグル鳴って恥ずかしかった。
いっしょに聴きに行ったシッカリ者のAちゃんが、オペラグラスを持ってきていたので、
今まで見たこともないぐらい、ものすっごく緊張して唄うRちゃんの顔も見ることができて
- 面白かった。(←ゴメン)
Rちゃんの立っていた最後列はなぜか他の列に比べてキツキツだったので、
もっと右に詰めればいいのにぃー!一人下に降りればいいのにぃー!と、
気になって仕方なかった。
もっと気になったのはホルン奏者があんなに始終、楽器の掃除をしているとは思わなかった。
4人の奏者がそれぞれ自分のタイミングで楽器をひっくり返して振って中のツバを切って、
右の太ももで手を拭くのが見える。
あれではワンステージ終わるごとにズボンがツバくさくなりそうだ。
(ツバくさいかどうかは別にして)それにしても、せわしなかった!
座席がなにしろ断崖絶壁で、オーケストラを真上から見下ろす感じだったので、
そればっかり目に入ってしまった。
肝心の演奏についての感想だが、
クラシックのコンサート経験があまりないものだから、比べようがなく・・・
でも、最後まで眠らずにいられたというのは、おおむね良かったのだろう。
なにしろホルン掃除が・・・(もうエエっちゅうに!)
クラシックのコンサートって、大昔(昔のクラシック?)から、
ああいうふうに緊張して聴くものだったのだろうか?
例えば、第九でいうなら、第2楽章の舞曲風の楽しいリズムのとこなんか、
私は思わず手拍子を打ちそうになったのをグッとこらえていたんだけど、
つい踊っちゃう人なんかいなかったんだろうか?
- この疑問はおいおい解決していきたい。
まったく話は変わるが上野アトレの中にある下着屋さん(ピーチジョンだっけ?)
のクリスマスツリーが、自分が今年見たクリスマスツリーの中では
ベスト・インパクト大賞だった。
一瞬、下着の山かと思ったら、ツリー本体が見えないぐらいビッシリと飾り
(布製のドレスや靴などのミニチュアや針金とビーズでできた扇など)
が下げてあって、この飾り一個欲しいな〜と思った。
近くで見ると、本当に一個一個が楽しいのだが、
遠目で見るとやっぱり下着の山に見えてしまうのだった・・・
-
- 前のを見る
- もどる