- 〜日記のようなコーナー〜
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- 鹿のお尻がハート型でラブリー!
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- 2006年3月7日
- 野生の王国
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- 北海道シリーズ2日目。
- 朝ご飯はやっぱり朝市でしょう!北海道と言ったら海の幸!!
と勇んで行くも、どこも開いてないし、あっても干物や真空パックばかり。
こりゃどういうことじゃい!!
しかし落ち着いて考えてみよ。冬は流氷で閉ざされた(今日は無いけど)
オホーツク海。漁に出てないんだから、魚はないのである。
よく見れば、漁船のペンキの塗り替えなんかしている。
要するにシーズンオフなのである。
そうは言っても腹ぺこである。うまそうな料理屋は夜まで開かないし、
ラーメン屋も朝からやってない。東京のように通勤前に立ち食いそば・・・
なんてのもないらしい。立ち食い・・・駅・・・?
というわけで、網走駅に行ってみると、駅弁が売っていた。
おお、天の助け!カニ弁当を買って駐車場でむさぼり食う。
北方民族資料館に入る。企画展のイヌイット・アート面白かった。
木版画だと思って見ていたら、石を彫っていたのでびっくりした。
日本は木が身近だから木で彫ったが、北方は石が身近だった、ということだろう。
夕べのホテルのお土産売り場の彫刻家のおじさんの話が面白かったので、
北方民族の資料はないか探したらカタログが2冊売っていたので買った。
(しかしこれは家に帰ってからどこかに忘れてきたことに気付く・・・)
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おじさんの話では、北海道にはアイヌ以外にも色々な少数民族がいて
それぞれの信仰や神話がじつに個性的だった。
資料館の展示によると、いわゆる「ホッカイドー」と言われて思い浮かべる
- あの菱形の地図の範囲内に住んでいるのはやはりアイヌ民族で、
- 北方四島や樺太、そしてロシアまで含むと色々な民族がいるようだ。
「北方」ということで、グリーンランドやカナダなどのイヌイットに関する展示も多く、
なんとも、私好みの素朴&自然&プリミティブな世界が広がる。。。
湖やら滝やらに立ち寄りながら網走からウトロ方面へ向かう。
動物をたくさん見た。アザラシ、カモメ、白鳥、鹿、キタキツネ。
夫が「でもまだ熊を見ていない」と言うが、そんなもの見たくない。
キタキツネが鹿を食っていた。野生の王国。やはり熊には会いたくない!
あとで北海道在住の人にきくと、熊は怖いが絶対数が少ないので、
出くわさないかぎりは「まだ可愛いほう」なのだそうだ。
問題なのはエゾ鹿で、奴等は群で移動し、やっと芽が出た畑の農作物を
きれいに平らげてしまう。「害獣だ!」と憤慨していた。
キタキツネは「ほぼ野良犬同然」だそうで、まったく眼中に入らないらしい。
ウトロの民宿に泊まる。夜、近くの港に観光客が集合、
「オーロラファンタジー」というのを見る。レーザー光線を煙に当てたもので、
各イベントでレーザー光線が頻繁に使われるようになった昨今、
それほどはビックリしないが、これを村人達が力を合わせてやってるぞ!
という温かい雰囲気は良い。寒いけど。
- しかもこの寒さは本物のオーロラを見てるっぽい気分にさせる。
今朝の「流氷観光砕氷船オーロラ号」は、あっさりキャンセルになったが、
明日の「流氷ウォーク」は「やるかもしれない」とのこと。何でぇー?流氷もないのにぃー?
夫は「きっと流氷のあるところまで連れていってくれるんだよ!」と喜んでいるが、
私はまだ半信半疑のまま早い就寝。(寒くて出歩けない)
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