〜日記のようなコーナー〜

ニョロニョロの島?(ボリビア ウユニ塩湖の中央「イスラ・デル・ペスカ」のサボテン群)トップページより移動

        
2006年12月28日
続・雪が解けると
         
「雪が解けたら春になる」で検索したら、かなりの件数、それも美談として出てくる。
たとえば、あるビジネスマン向けのセミナーの資料に、「発想の転換」の例として、
「ある小学校二年生のテストで雪が解けたら何になるか、の問題に
たったひとりだけ春になると答えた子供がいた」というものだった。
ある小学校ってどこだ。いつごろの話なのか。本当にたったひとりだったのか?
          
北海道に行ったとき、「根雪」というものを初めて目にした。
地面を歩いているつもりが、踏み固められたスケートリンクのようになった雪の上であり、
昼間の日差しでぐんぐん溶けるかと思えば、日が暮れたとたん元通り、足下から冷えてくる。
あちこちに白い塀があると思ったら、除雪された雪の壁。
こんな雪が、すっかり消えて無くなるまでは春が来そうもないな、と思った。
          
そんな雪国に住む人は、大人も子供もあたりまえに
「雪が解けたら春になる」という発想になるのではないか?もちろん先生も。
しかし東京やその他暖かい気候の所では、雪が降っても翌日には溶けてしまう。
実感でいうなら「雪が解けたら、道路がグチャグチャになる」である。
つまり雪が溶けても水になるだけなのである。
       
確かに「雪が解けたら春になる」のフレーズは美しいと思うし、
そんなことを臆面もなく言葉に出せる人は、
やっぱり素直で心が綺麗な人なんじゃないかと思う。
しかし、「雪が解けたら水になる」を全否定してまで、
「雪が解けたら春になる」と全員に言わせるようになったら、それはもっとやだな。
        

        
2006年12月16日
雪が解けるとバカになる
         
朝テレビを見ていたら評論家?が
「雪が解けると○○になる」というフリップを見せながら
普通なら「水になる」という答えだが「春になる」と答えた生徒がいて、
それがバツになったのはおかしい、と話していた。
      
結論としては「情操教育の必要性」を説いているのだが、
情操教育うんぬんは同感なのだが、しかし、あまりにも司会者もコメンテーターも
「雪が解けたら春になる」を美しい美しいと褒め称えるので、少し気持ち悪くなった。
      
だって、
「雪が解けたら春になる」って「なぞなぞブック」の定番問題じゃん。
小学生なら誰でも「水!」と答えて「ざんね〜ん春でした!」とひっかかった経験があるはずだ。
      
だから問題は「雪が解けたら春になる」という発想にあるのではなくて、
テストとなぞなぞの区別がついていないことにあるのではないか?
だいたい問題を作るほうだって、本当に「水」という答えを引き出す気があるのかどうか。
「春!」と答える「なぞなぞバカ」を引っかけてバツにするための問題なんじゃないだろうか?
        
中には、ごくまれに、本当〜に澄みきった美しい心で、
「雪が解けると春になるんだ!!」と答える生徒もいるのかもしれないが、
それは普段のその子の様子を見ていれば解ることだろう。
        
それを先生がバツにするかマルにするか、あるいはバツやサンカクにして理由を書いてあげるか、
それぞれの考えで自信をもって対応すべきであり、
またその結果を見た親も、自分の子が「美しき天然」なのか「なぞなぞバカ」なのか、
それを見極めてから騒ぐなら騒げと思うのである。
        

        
2006年12月11日
イベント出演ほか
         
カントゥフォルクローレ連酩出演イベント
12月10日(日)FIESTA BAILABLE vol.5(無事終了しました)
         
そのほか、なんだかんだ先月なかばからバタバタしていて更新できず。
なぜか近所の人に年賀状の印刷を頼まれたり、ダンナの関係するCDのデザイン。
庭の木の葉がようやく全部落ち切った!なかなか毎朝、壮絶な状態であったが。
        

        
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