〜日記のようなコーナー〜
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- 2007年7月5日
- めでたいな!
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- 今年は自分の友人関係、めでたい事続きで、こっちまで幸せな気分!
- 結婚が3組、出産が2件。もうじきの予定が1件。
- 入院手術という方々も、みな元気に退院してるから吉報といっていいだろう。
- 40の声を聞く前後から同級生の結婚や出産の話もぱったり聞かなくなったが、
- 色々な方面の趣味の友人たちは、年齢も職業もさまざま。
- もしも何もせずに静かに過ごしていたら、私の周辺なんて、今頃、
- 誰が亡くなったの病気だのの話ばっかりに明け暮れていただろう。
- 寄り道をしてて良かったなー。
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- 2007年7月2日
- 六本木シンジュー
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- そんなわけで、昨日は朝からひとりで六本木をぐるぐる巡って足が棒になった。
- 渋谷からバスに乗って六本木ヒルズ(昼図と変換された)に行き、
- 森美術館には行かず、森アートギャラリーに直接行ったので無料だった。
- ビルができて最初の頃はどれを見るのにも展望台料金が入っていたような気がしたので、
- それからどうも足が遠のいていたのだが、勘違いであったか?
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- 以前、「展覧会を見るのに行きたくもない展望台に行くのは納得いかない」
- という話を美学校でしていたら、F川さんいわく
- 「ば〜か、あんな所に美術館作ったって展望台でも無きゃ人が来ないだろ」
- 美術館に展望台が付いているのではなく、展望台に美術館があるのだ。
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- ヒルズからミッドタウンに移動。思ったより近かった。
- しかし、建物の中がわけがわからん!
- 「ガレリア」という名前なのにギャラリーではなくてデパートじゃん。
- ようやく通り抜けたはずれの方に「21_21」(何と読むのか不明)という建物があって、
- そこで「チョコレート展(?)」というのをやっているので見た。
- 作品が全部チョコレートでできているのかと思ったらそうでもなかった。
- 何とかという店のパテシエの実演があったが、
- 着席できた人しか試食できないと聞いてがっかりしてすぐ立ち去った。
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- 国立新美術館に移動。モネ展が一時間待ちというのでびっくりした。
- 他の公募展はがらがらだったがチケット売場も混んでいて億劫だから建物だけ見て帰る。
- どうも六本木は面倒な所にあるから、いっぺんに用事を済まそうとして疲れる。
- また当分行かないような気がする。
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- タイトルが思いつかなかったので「六本木心中」という歌を急に思い出してつけた。
- ムカシ銀座にあった「画廊春秋」のことを師匠が、
- ふざけてなのか、ただ言い間違えたのか「画廊シンジュー」と言っていたことがあった。
- 縁起でもない、なんて笑っていたが本当につぶれてしまった。
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- 2007年7月1日
- 母と私と「ねむの木」の約30年
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- 母から何度か電話で
- 「ねむの木学園の展覧会を森ビルでやってるから見に行け」
- と言われていたので、最終日にやっと見に行った。
- なぜ母がしつこく言うかというと、
- 彼女自身が昔から宮城まり子のファンでもあるが、
- 私は子供の頃、保母さんか先生を目指していた「やさしい少女」であった。
- その頃は一生懸命ねむの木学園の本を読んだり映画をみたりしていて、
- 母の中では私はきっと永遠に「やさしい少女」なのか、
- あるいはそうあって欲しいだけか。
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- 本当は母が見に行きたかったのであろうが、
- ヘルニアの手術をしてから日が浅いので遠出が無理だから、
- 仕方がない。六本木に行くのは面倒くさいが、
- サッと見に行ってカタログでも買って送ってやろうと思って行った。
- 30年ぶり位に見た「としみつ」君の絵は、すっかり児童画ではなく、
- 立派なイラストレーターの絵であった。
- カタログはもう売り切れていたので「ねむの木40年」(40年だったのか!)
- 関連の本を買い、帰ろうと思ったが、サイン会をやっている。
- 宮城まり子も確かヘルニアをやっていたっけ、と思い出して並ぶ。
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- かなり並んだので、本が3分の1ぐらい読めてしまった。
- 私の30年もけっこう色んなことがあったつもりだが、
- この人の30年にはかなわないよな、という感じ。
- 順番が来て、サインしてもらう間、
- 「母がヘルニアを手術したんですが、
- まり子さんは何日ぐらいで歩けるようになりましたか」
- と勝手に話し出したら、あの可愛らしい声で
- 「私も手術したのよ。でもすぐ激務についちゃって、訓練しなかったから、
- 変なんなっちゃったの。だから、ちゃんと訓練してね。」
- と言っていた。どう変なんなったのかよくわからなかったが、
- ネット上で最近の画像を見ると、車イスのことが多いようだ。
- しかしご高齢でもあるし、抗ガン剤治療のこともあるし、
- ヘルニアとの関連はわからないが、とりあえず母には
- 「そういうわけだから、しっかり訓練するように」と電話しておいた。
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