〜日記のようなコーナー〜

     
2009年10月20日
ケンタ味噌
         
以前、旦那が「豆ダイエット」に凝ったことがあり、
色々な豆を買って食べていると実家の母に話したら、
ドカン!とペットボトルに保存した大豆を送ってよこした。
父は、枝豆は好きだが煮豆は嫌いなので、
いつも自分は食べない大豆を大量に作って持て余していたから、
大喜びで「豆ならなんぼでもあるぞ〜!」と、野菜を送ってくれるたび、
一緒にペットボトル入りの大豆(黒豆の時もあり)が入っていた。
       
ところが、その後コレステロール値がぐんぐん上がり、
「豆は体に良いからと言って調子に乗って食い過ぎる人が多い」
と、医者に怒られてしまったのである。
そんなわけで、旦那の豆ダイエットはピタッと止まって、
では大量の大豆をどうしたらいいんだ〜と、
一度は「豆腐づくり」に挑んだこともあるが、
「買ったほうが美味い」という残念な結果だった。
(見た目もアレで、写真も撮らず、日記にも書かなかった)
        
今年3月の酒蔵二人展の時、相方の陶芸家の協子ちゃんちに泊めてもらい、
手作り味噌を食べさせてもらったら、これがチョーうめえ〜!
作り方を聞いてみると、簡単そうである。
しかし思い立った時にはなかなか「麹」が見つからず、
その後、忘れたり思い出したりしながら今日に至ったわけだが、
先週、所用で埼玉方面に出かけた時に道の駅で「米こうじ」を見つけた。
           
というわけで、味噌造りスタート!
一晩水につけた大豆1kgを煮る。薪ストーブで4時間。
煮汁と分けて、豆をつぶす。
ポテトをつぶす器具を持ってくるのを忘れた。
かなりの力仕事なので旦那に任せる。
「ケンタ味噌」もしくは「健太郎味噌」
・・・売れそうなネーミングじゃーん!!
塩500gと麹1kgを投入。煮汁をもどしてかき混ぜる。
できあがった物を詰める入れ物だが、ネットで調べてみると、
圧倒的に「プラスチック桶」たまに「タッパー」
で、空気を抜け、ラップをすきまなくかけろ、と書いてある。
そんなに密閉したほうが良いなら、ジップロックに詰めちゃえ。
味噌の熟成に酸素が必要なのかどうか?が不明だ。
場合によってはジップロックは駄目なのかもしれない。
(「実父ロック」と変換されるし・・・・)
まあ、とにかく詰めてみる。
3時間後、まだ暖かい(発酵熱のせい?)パンパンに膨らんでいる。
大丈夫なんだろうか?破裂したりして。
6時間後、膨らみは無くなりもとの厚さになり、冷えている。
          
ところで保管はどこにしたらいいのだろう?もう一度調べてみると、
「20〜30度で熟成させる」・・・ん?
「土用を越すと良い」・・・えっ?
味噌って春先から夏にかけて作るもんだったの?
これから寒くなるってのに、駄目じゃん!
とりあえず、一番日の当たる暖かそうな部屋に、
段ボールに入れて置く。昼間は結構ポカポカ暖かいはずである。
             
以上。「ケンタ味噌」仕込み完了。
もしも味噌に詳しい方、または味噌造り体験のある方、
「これじゃ〜無理。味噌にはならないよ」と気づいたら、
早めに教えてくださ〜〜い!!
        
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後日記す
友人が味噌造りの詳しい(動画つき)サイトを教えてくれた。
それによると、ジップロックは問題ないようだ。
ただ、どうも気になるのは味噌ダネ(?)の堅さ。
ウチのはちょっとゆるすぎかも?
煮汁を計らずテキトーに入れたのがまずかったか・・・
しかし、もう山に置いて来ちゃったから、
次に確認できるのは2週間後なんだよな〜
        

             
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