
12・ケナケナ(c)
ケナケナ 実測値 一般的には長さ50cm、径3cmくらい。
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C♯ E F♯ G A B C D
+30 −20 +20 −20 +20 +20
リチワヨの小 大はケナケナと共通の笛?
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A B C♯ D E F G♯ A ←音の高さとズレ
−20 +20
ケナケナの別のスタイル(1)
ラパス県フランツタマヨ郡アポロ町
3種類のサイズで合奏される。
モーリョの踊りに似合う。
12月8日の「汚れなきコンセプスィオンの聖母祭」で見られる。
このスタイルは、ペルーのプーノ県のケナケナや、
コチャバンバ県の「パセーニョ(=ラパスの物の意)」という笛が3サイズあるのに似ている。
又、ラパス市のケナケナ制作者によると、別名リチワヨと呼ぶという。
ケナケナは、アイマラ語でたくさんの穴があいた物、に由来するという。
日本で、モーリョの名で書いてあった笛があったが、
モーリョの踊りの笛と言うことだろう。
いろいろな呼び名がある。
(E.C.P62)(MI P63)(民博資料)
ケナケナの別のスタイル(2)
ラパス県インガビ郡ティワナク村
合奏に使われる。60cmくらいの笛。(ケーナ類)
リコーダ類のプゥーナという笛の伴奏に使う。
プゥーナの踊りに使われると、チャンビグランデ集落の例が載っていた。
早朝にティワナクからトラックの荷台に乗って2時間くらい。
そこから山道を4Kmくらい(地元の人の話では)歩いたところに、
伝統音楽を演奏する人がいるというので、
チャンビグランデまで行ったが、途中で時間がなくて帰った。
帰国直前だった。
途中で道に迷った。子羊がいた。
のどかな村ほど、残されている文化があるのかもしれない。
ケナケナの別のスタイル(3)
ラパス県インガビ郡デサグァデロ
ペルー国境の町のスタイルで、名前はケナケナであるが同じ楽器かどうか?
ピンキージョ(表6穴、裏穴無し)と合奏される。
ボンボを使わず、ワンカラだけで合奏される。
合奏のスタイルは、ティワナク村(この町もペルーに近い)に似ている。
ケナケナ
写真 Fiesta P76,77,101
A.F.B.(白) P64
Kollanas B-6 Fiesta de Espiritu
Kollanas A-2 Kena kenas de Vilacota
Hnos Quispe A-4
Masis LPLRS 1346 (Chuncho?)
Hiru Hicho A-5d
Kolla marca LPLRS 1322 A-4 He Vuelto
Mallku de Los Andes(Bolivia) B-4a
Taipi cala B-6 Angelas B-1 Yatiris
Sol del Ande A-4 Los Andes
Chuma Q'hantati (Yu Yaricusp) B-2 Mollo Pampa
Chuma Q'hantati (Sonko Huakay) A-4 Sonko Huakay
パハブラーバ(Halencia) A-4 Quequenas
Chuma Q'hantati (Ayma) A-6 Huancani pampa B-6 Quenachos
Khonsatta A-5 Quena Quenas(Coybaya←産地)
Mollos 参考 Lyra SLPL-13653 Jilata
B-5 Anakisa prov.Mun~ecas