サンポーニャ雑学07

2000.12.27.更新

     


 サンポーニャの系統を知るために音階の構造は重要である。

例えば

ド  レ  ミ  ファ  ソ  ラ  シ  ド
B  C♯  D♯  E  F♯  G♯ A♯ B
  j  j   V  j  j   j  V

と並んでいるサンポーニャをBMayor(8管)と表現できる。
Bを基本とすると(下はみなBを基本として)7音階のヘプタトニックでは、
BM(Mayor)   ド  レ  ミ  ファ  ソ  ラ  シ  ド
           j  j   V  j  j   j  V
   
B Doria      レ  ミ  ファ  ソ  ラ  シ  ド  レ
          j   V  j  j   j  V  j

Bm(Menor)    ラ  シ  ド  レ  ミ  ファ  ソ  ラ 
            j  V  j  j  V   j  j

B Hipo-Frigia   ソ  ラ  シ  ド  レ  ミ  ファ  ソ 
           j  j  V  j   j  V   j

ケーナはGMayor

ペンタトニックでは、

Mayor    ドレミソラド(ファ、シがない四七抜き音階)
Menor    ラドレミソラ
Neutra    ソラドレミソ・・・アヤラチ

楽典などを参考

他に用語としてよく見られるもの
Diatonica(全音階)、Cromatica(半音階)、
Hexatonico(6音階 シ抜きの17世紀以前にヨーロッパ音階)
T.P. Tono Principal(基音)
T.P.S. Tono Principal Secundario(第2基音)

○7=オクターブより全音下の音をつけたもの。

吹き方いろいろ


   


サンポーニャ雑学08


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