Sorry,Japanese only.

15.ボリビア人のお宅へ

   

1998.8.13.更新

    
   

6月28日(日)旅行7日目

ボリビア人の女流画家、ヒルカさんのお宅に遊びに行った。

ヒルカさんは、

協子ちゃんの友人アルバさんに

ボリビアに行くならと紹介してもらった人だ。

教えてもらった住所にタクシーで行くと

そこは、高級住宅地。

家の前の門のところで

ヒルカさんが迎えてくださった。

   

ヒルカさんは、お父さんとお母さんの3人住まい。

そこに、お姉さん夫婦が

子供2人と赤ちゃんを連れて遊びに来ていた。

   

お互いに自己紹介しあったあと、

日本からのお土産をひろげた。

日本手ぬぐい

日本茶

ホカロン

パパ・サラの演奏を録音したカセットテープ

協子ちゃんは、自分の陶芸の作品

和紙

折り紙

アルバさんから預かってきたもの・・・・

ヒルカさんは、まるで誕生日みたい!と喜んでくれてました。

    

家中のあちこちの壁にかかっている

ヒルカさんの作品を見せてもらう。

人間、祭、宗教などがテーマになっていて

色彩豊かな暖かさのある絵だなって思いました。

       

ヒルカさんのお父さんは

キリリと厳しそうな学者さんのような方。

ぜひ、歌詞の意味を教えてくれと

一枚のシングル・レコードを出してきた。

彼が昔、日本を訪れた時に

日本の有名な歌手の大ヒットしたレコードだと言われて

お土産に買ってきたそうだ。

ヒルカさんたちは小さい時から

何度となくこれを聞かされて育ち、

なんとなく口ずさめるという。

レコードに針をおとし流れてきた音楽は・・・

「♪や・め・て〜〜〜♪お願いだから〜〜〜」

そう、辺見まりの「経験」だったのだ。

僕たちは、なんだか申し訳ないような気持ちで

歌詞の内容を説明してあげた。

      

この後、ヒルカさんのお兄さんの車で

「月の谷」に連れていってもらう。

アポロ宇宙船が写し出した月面にそっくりだからと

名付けられたそうだ。

左から2人目がヒルカさん

     

月の谷から帰ると

お母さんが、紅茶と自慢の手作りパイをご馳走して下さった。

パイの中にミートソースが入っていて

とってもおいしかったです。

ヒルカさん宅で。

       

遠く地球の裏側で、家族の暖かさに触れられて

のんびりした楽しい一日を過ごすことが出来ました。

ヒルカさん、ご家族の皆さんどうもありがとうございました。

     

午後7時30分にホテルに戻る。

     

夕食に出る。

タクシーであちこち回ったが、

ガイドブックの店は、どこも日曜日でお休み。

しかたなく、ホテルの近くの小さなレストランへ。

僕は、どうもボリビア料理には馴染めず

コカコーラとホットドックですませる。

     

さて、明日はいよいよ楽器の買い物だ!


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