16.チャランゴ職人・アチャさん
1998.8.13.更新
6月29日(月)旅行8日目
午前10時、ホテルのロビーで
ボリビアでのガイド、マリセ−ラさんと待ち合わせ。
あいさつもそこそこに、
サガルナガ通りのアチャさんのお店へ。
チャランゴ職人のアチャさんは、
にこやかに僕たちを迎えてくれた。
こぢんまりした店内には、
ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、ボンボなどが
所狭しとならんでいる。
カズちゃんは、
前もって注文しておいた
レリーフの入ったチャランゴを手にして興奮気味。
みんな目を輝かせながら、思い思いの楽器を手にしている。
写真撮ることなんて、すっかり頭の外。
もう、夢中!
したがって、この時の写真は残念ながらありません。
皆さんのご想像におまかせします。
結局、僕とカズちゃんがチャランゴとボンボを、
小村さんがトヨスとボンボを買った。
このあと、アチャさんが昼食をいっしょにと誘ってくださり、
彼の車で、ボリビア料理店へ。
アチャさんのお若いころのお話などを
聞かせていただいたりして、楽しい時間を過ごした。
そして、食事の最後にアチャさんの口から
びっくりするような言葉が飛び出した。
なんと、チャランゴを買った僕とカズちゃんに
初級レッスンをしてくださると言うのだ!

ホテルの部屋でのアチャさんのチャランゴ・レッスン。
写真左がアチャさん、右は悪戦苦闘する僕。
ワイニョ、クエッカ、バイレシート、カルナバル、タキラリ
以上5つのリズムを教えてもらう。
が、
二人ともチャランゴを弾いたのは初めて。
こんなことなら、日本で少し練習しとけばよかった・・・。
"超"初級レッスンは、午後4時すぎ終了。
マリセ−ラさんに手伝ってもらって
サガルナガ道りのお土産屋街へ。
必ず買わなければいけない物は、
パパ・サラでの衣装。
ポンチョ15着にベスト10着。
気に入った物をとなると
ひとつの店ではとても揃わないので、何軒も回るうちに、
マルセ−ラさんに「まだ買うの!」と
目を真ん丸くして驚かれた。
日本でよりも約5分の1ほどの値段で買える。
アクセサリー
アルパカ製品
銀食器
革細工・・・・などなど
とにかく、みんな気持ちよく買いまくった。
成田空港についた時、
なんと所持金2ドルという人がいたそうな。

ホテルをチャランゴ奏者のマリセロさん(写真左)が
訪ねてくれて、即席演奏会のはじまり、はじまり。
写真中央は、ガイド兼通訳のマリセ−ラさん。
夕食は、タクシーで「東方飯店」へ。
中華料理を腹一杯食べた。
安くてなかなかうまい。
明日は、インカ帝国に多大な影響を与えたといわれる
ティワナク文明、その遺跡にせまる!