2009年イイヅカ・サトコ石版画復活への道-18
カラーリト(多色刷り)その4

             
2009.10.21.
多色刷りの2版目。
いつも通り石磨きその他一通りの作業の後、
1版目と同じトレース用紙を使い下絵を写す。
次に刷りたい色の部分を描いて製版。
              
ローラーが2つになったので、置き場を考えないとなあ・・・
とりあえず、転がらないように台を作る。
参考までに、美学校のローラー棚。
カッコイイな〜こういうのが欲しいな〜〜
こんなにローラー持って無いけどね。
         
転がる、で思い出したのだが、たまにインク練り台が
(もしくは、練り台を置いた机が)傾いていることがあり、
刷っている最中にローラーが転がり落ちることがある。
ローラーが床におちるとゴミがくっついて使えなくなる。
灯油で洗い落とす所から始めないといけない。
また、落ちたときにゴムを傷つけることもある。
机が傾いてないことが一番だが、ローラーを置くときは、
安全な方向に置くように(斜めに置くと比較的良い)習慣づけよう。
         

             
2009.11.4.
2版目(アカ版)の刷り。
↓試し刷り
             
先に青版を刷った紙に後ろから「見当」の針を刺して、
版の上にそっと(落とすように)乗せる。
↓2版目刷り上がり
         

          
↓予告? 次の版の準備中。
大きい石と小さい石を擦り合わせて磨くので、
だいたい、いつも同時進行で違う作品を作る。
         

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