2009年イイヅカ・サトコ石版画復活への道-22
カラーリト(多色刷り)その7

             
2009.11.25.
多色刷り(大)の4版目の準備。
同じ事ばっかりやってる様に見える・・・
全部重ね終わったら、いっぺんに見られるようにしますね。
        
同時に「あくび猫」2版目の準備。
           

             
2009.11.26.
多色刷り(大)の4版目の刷り。
黄土色+メディウム(透明インク)
重ねたところ(効果がわかりずらいか・・・)
          
         
*再び「版数」について
前に版数は個人の自由と書いたが、効果的な版が作れれば、最小限に越したことはない。
結果的に同じ様な版を何度も刷ってしまう事になったら、時間と労力の無駄である。
        
また、版画で一番明るくて澄んだ色は「紙地の白」である。
紙地が無くなっていくと、それだけ透明感も無くなっていく。
最終的に白にしたい部分は、最後まで描かずに残さないといけない。
「白インク」があるにはあるが、それほど隠蔽率が高くないので完全な白にならない。
           

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