〜日記のようなコーナー〜
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- 2008年2月22日
- パレードへのお誘い
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- 5月3日(土)に行われる第56回ザよこはまパレードに、
- 「アンデス村祭り隊」は昨年に続いて2回目の参加が決定しました!
- 詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.kenta90.com/prenmei/2008yokohama.html
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- 2008年2月21日
- まんがの件
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- 昨年暮れにまんがを描いた「彷書月刊」という雑誌ですが、
- 手に入りにくいがぜひ読みたい!とおっしゃる方は、私にご連絡ください。
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- (株)彷徨舎 彷書月刊 HP
http://www3.tky.3web.ne.jp/~honnoumi/
- 「特集みんなでふるほんまんが2」(2008年1月号)
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- 2008年2月20日
- 生まれ出づる悩み
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- 有島武郎の「生まれ出づる悩み」を約30年ぶりに読んだ。
- 私が中学三年の時、ある先生に薦められて読んだのだが、
- 当時の私が、本の内容をちゃんと理解できていたか疑問に思う。
- 今読んで「こんな話だったっけ?」と驚いている有様だ。
- 先生がなぜ私にこの本を薦めたのかも、たぶんよくわからなかった。
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- i中先生は国語の先生だったが、高校時代は絵が好きで芸大をめざしていたという。
- その話を聞いてからだと思うが、スケッチブックを職員室に見せに行ったりした。
- 「生まれ出づる悩み」を薦められたのはその頃だった。
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- 今思うと、この本に出てくる「君」という少年が突然、
- 筆者(画家ではなく文筆家)である「私」に絵を見せに来る。
- その唐突で生意気な態度が、当時の私と重ならなくもない。
- 「君」が最初に「私」に絵を見せに来る年齢が16歳ぐらいで、
- 当時の私の年齢とだいたい重なる。
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- 10年後に「君」は再び絵を見せに来る。
- その10年の間「君」は漁師という命懸けの仕事をしていた。
- しかし絵を描く事への思いを捨てきれずに再び描き始めたのだ。
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- 私はといえば、短大を卒業してから10年間
- (命懸けまではいかないが)
- 印刷会社で月80〜100時間の残業に埋没していた。
- 私が再び絵を描き始めたのは、正社員をやめて下請けになり、
- 不安定だが自分の時間が取れる方を選んでからだ。
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- 卒業してから先生にはまだ会っていないが、何度か手紙を書いたことがある。
- 進路の悩みやら、絵を描いて発表する上での悩み。
- なぜだか、担任でもなく、美術の先生にでもなく、i中先生に。
- i中先生は「悩み」というキーワードとともに私の中に存在しているようだ。
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- 絵は、描けなければ描けないで悩み、描いたら描いたで悩む。
- 何でこんな面倒なところにわざわざ入り込むのかと思う。
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- ここ何年かは体力的にキツい版画に熱中するあまり、
- 本来の絵のことであまり悩んでいなかったのだが、
- 実は昨年の個展後から数ヶ月、何というか、スランプ状態であった。
- そんなわけで、ふと「生まれ出づる悩み」を思い出したのかもしれない。
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