- 〜日記のようなコーナー〜
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- 「アイヌ民族博物館」で飼っている熊。
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- その足の裏。肉厚だ。
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- 2009年7月6日
- 北海道-2
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- 6月29日(月)
- チケット手配やら宿から下調べからほとんどネットを使ったので、
- プリントする物が山ほどあった。まずは、チケットカウンターに行き、
「アメリカン航空のマイレージを使ってJALに乗るよ」の証明書を見せる。
- ところがkentaroの方だけプリントして、satokoの方を忘れた。
正確には、間違えて同じkentaroのを二枚プリントしてしまったのだ。
事情を説明すると、身分証明書の提示で発行できるとのこと。
ペーパードライバー歴30年のゴールド免許が活躍した。
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- ・・・で、到着。早っ!
レンタカーを借りに行く前に、腹ごしらえ。
- 新千歳空港内に、今話題の「花畑牧場」が出店していた。
- 田中義剛は嫌いだが豚肉は好きだ。
- 生キャラメルとやらも一度は食べてみたい。
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- ホエー豚丼。お約束で「ほえ〜」と言ってみる。
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- 写真で肉がはみ出していたのは器が小さいせいだと気付いたが、まあまあ美味かった。
- 旦那は「これから色々旨い物を食べるのだから」と、まだ余裕。
- 生キャラメルはバターの味が強すぎて私はちょっと・・・それにしても高い。
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- ネット予約したレンタカー屋にバスで連れていってもらう。
- 何だかいきなり臭い。牧場の真ん中に連れてこられたのかと思ったら、
- クサヤの匂いだった。従業員が昼間っからクサヤを焼いて食っているらしい。
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- まず、白老(しらおい)にある「アイヌ民族博物館」に向かう。
- 博物館は別名「しらおいポロトコタン」といい、
- 小さなテーマパーク的な施設全体が「野外博物館」となっていて、
- アイヌの生活様式や、時期によっては儀式なども見学できるらしい。
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- 超立体的な看板。
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- 常設展示室には、アイヌの歴史や風習についてのさまざまな展示があったが、
- 私は歴史や本土とのかかわりについて、ほとんど知らなかったので、
- ただ流し見ても何も心に残らなかったかもしれない。
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- ところが、素晴らしいタイミングで、
- 「説明しましょうか?」と声をかけてくれたオジさんがいて、
- これはラッキーと、あれこれ質問しまくった上に、
- 最後までひとつひとつの展示物について説明してもらっちゃった。
- その上、アイヌの神に対する考え方、入れ墨の習慣など、
- 興味深い話をたくさん聞くことができた。
- (後で知ったのだが、この博物館の館長さんだった〜〜!!)
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- アイヌの歌や踊りのステージを見る。
(写真は、イヨマンテの熊の霊送りの踊りの一部)
- ブルガリアン・ボイスのような不思議な女声コーラスに、
- 「ホロホロホロ・・・」という掛け声が時々入る。
- 確かに神聖な感じがした。
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- アイヌの「霊送り」祭壇。中央に熊の頭骸骨。
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- しかし、その横のフキの葉がむやみにデカいのが気になってしかたがない。
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- 閉館時間ギリギリまで見学し、出口横の売店で、
- 焼き魚(何の魚か忘れた)や芋団子をなど食べる。
- 芋団子には甘い味噌だれのようなのと、普通のソースらしきものと、
- 2種類のタレがかかっていた。屋台のオジさんにこれは何かと聞いたら、
- 「企業秘密だよ〜」とのこと。タレについては企業秘密だったが、
- 「洞爺湖方面への近道は、登別カルルスのあたりを通る」とか、
- 「海沿いの、あの辺とあの辺の道には速度計が設置してあるぞ」とか、
- いろいろと重要な情報を教えてもらう。
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- 洞爺湖の湖畔にあるホテルへ。真っ暗でもう湖は見えない。
- 私は洞爺湖って、サミットがあるまで知らなかったが、
中学校の同級生に「昭和新山」というあだ名の男子がいた。
(当時男子全員が坊主頭)その頭の格好が昭和新山に似ている、
という理由だったが、山の形も頭の形もまったく記憶にない。
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- 温泉に入っていると、ドンドン音がするので露天風呂に行くと、
- 目の前に打ち上げ花火が見えた。
- 船から打ち上げているのと、湖から上がっているのがあり、
- 船は何分かおきに移動している。もしかしたら洞爺湖を一周するのだろうか?
- 女湯は最上階だったが、男湯は地下だし、部屋は山側だし、気の毒すぎる・・・。
- 部屋に戻ってきいてみたら、花火は廊下の窓から見えたそうだ。
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- (つづく)
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