- 〜日記のようなコーナー〜
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- 忘れた頃にまたインフルエンザ・・・。美術館・博物館入口にも消毒液。
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- 2009年8月30日
- お江戸でコザル
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- いや、猿は関係なくて、猫でござる。
- 両国にある江戸東京博物館で「江戸東京ねこづくし」を見る。
- 江戸・東京を通して、人と猫との関わりについての展示をするという。
- 浮世絵にこんなに猫が登場しているとは気づかなかった。
- 漱石や百間(門がまえに月)の生原稿も展示してあってちょっと嬉しい。
- 特別展の「写楽幻の肉筆画」もせっかくだから見たが、
- そちらは大して面白くなかった。
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- 江戸東京博物館は、出来てすぐぐらいに見たっきり数十年(?)ぶり。
- 常設展示の江戸の町並みなど、なにしろ広く見応え充分。
- やはり「ツボ」なのはジオラマ。これは見飽きない〜〜。
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- 日本橋付近。
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- 越後屋〜そちも悪よのう。いや本当は別に悪じゃなかったと思うけど。
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- 時代がちょっと飛んで銀座。他に鹿鳴館やニコライ堂は係の人の解説付き。
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- こ〜んなのを撮って過ごす。キリがない。
- 本当はフラッシュ撮影OKなんだけど、携帯しか持っていかなかったもので暗い。
- 考えてみたら常設なんだから、そんなに真剣に撮らなくてもいいんだけどね。
- というわけで、ひとりで行くより何人かでわいわい楽しく行ったほうが良いでしょう。
- ちゃんとフラッシュ付きのカメラ持って。
- でもフラッシュ撮影OKにするんなら、会場自体もっと明るくしてくれればいいのに。
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- 高校生ぐらいの女の子3人組が、
- 「肥桶を担いでみよう!」
- の体験コーナーで「重〜い」とか言いながら交代で担いでいて、
- 大変ほほえましかった。肥桶の意味わかっているのか?
- いや、もちろん中身は本物じゃないけど。
- その他にも「吉原」のことを「ヨシハラ」と読んでるお姉さんとか、
- お客さんがツッコミ所豊富で楽しかった。
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- 猫といえば、西荻窪の人気者シマ(三毛猫なのに)元気そうだ。
- いつも先客がいて対面できないのだが、今日は珍しくフリー。
- 首輪にハート模様があることを初めて知った。
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- 2009年8月28日
- 針穴
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- 目黒にある庭園美術館へ。
- 「ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」を見に行く。
- 主に刺繍を使って表現している数人の作品が、各部屋に分けて展示してある。
- 面白かったのは「刺繍のできる警備員」が本当に夜警の仕事中に刺繍をしている写真、
- こんなのを発表してクビにならないんだろうか?と心配になった。
- が、どうやら、見た人がそんなことを考えることも含めてのインスタレーションであって、
- 作者の思うツボなのであった。
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- 今回特別な試みとして、ドレスコード割引というのがあって、
- 着てる服に刺繍がしてあると入場料が100円引きになる。実はこれが試してみたくて行ったかんじ。
- ボリビアで買った刺繍入りTシャツ(けっこうもうヨレヨレだけど)を見せて、
- 「ドレスコード割引お願いしま〜す」と言ったら、窓口のおばさんがニコニコして、
- 「あ、は〜い。」と100円引きしてくれた。
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- 割引はいいが館内はTシャツ一枚では冷房で寒かった。
- いっそのことアンデスの分厚い重い刺繍入り本物衣装を着て行けば良かった。
- (入口に着くまでに熱射病になるって!)
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- 針と糸で思い出したが、最近どうやら老眼が始まりかけているのだと思うが、
- まだ完全でないらしく、どうやってピントを合わせて良いかわからない事がある。
- 強い近視の眼鏡をはずしてしまうと、全く見えないし。
- はやいとこ完全老眼になってしまえば、布団の中で本を読むのに便利なのにな〜。
- (しょっちゅう眼鏡かけたまま寝ちゃって、すぐツルが曲がってしまうのだ)
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- でも老眼になったら針穴通すのキツくなるな〜と思っていたが、
- 意外や意外、結構スルッと入るじゃん。勘で。
- 以前、何かのテレビで聞いたか本で読んだ気がする、おばあさんの言葉で、
- 「針穴は気合いで通す」
- というのを、まさに体感した。
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