〜日記のようなコーナー〜
が〜〜ん!!こんなものが頭の上にあったなんて!

     
2009年8月31日
スズメバチ騒動
         
日曜夜から山小屋へ。
台風近づいてるけど・・・?と言うと、天気予報によれば山梨は影響ない、
東京の方がかえって通り道になってる、とのこと。確かに思ったほどの雨でもない。
昨日・一昨日の東京の暑さから比べると、別世界のように涼しい。というかむしろ寒い。
夏物しか持ち歩いてなかったので、置きっぱなしになっていた上着などを着込む。
         
明くる朝、リニアの人が工事に使う電線を引くから、とか何とかで、
それにつれて山小屋の外壁の配線も変えるためにやってきた。
工事にとりかかろうとしたら、軒下にスズメバチの巣があると言う。
え〜っ?!全然気づかなかった!!
来るたびに下くぐってキュウリ、ゴーヤ、採ってたじゃん!
知らないということは、平和、いや恐ろしいことじゃ〜。
        
リニアの人が急遽「村の蜂取り名人(以下「蜂おじさん」)」を連れて来た。
蜂おじさんが言うには、夜になって蜂が全員巣に帰ってから一網打尽にする、とのこと。
夕方、再び蜂おじさんが戻ってきたが、なかなか蜂が巣に入らない。
「昼間の雨で蜜のノルマが果たせなかったからでは?」
などと冗談を言いながら、真っ暗になるまで待つ。
「さて。」と蜂おじさんが梯子を上っていく。
顔の前に網の付いた帽子だけ被り、えっ、あのー、素手なんですけどー!
        
持参の「スズメバチ専用スプレー」をまき散らす。
「あれっ?」と蜂おじさん。
スプレー足りない。
駄目じゃーん!!!
「もっと入ってると思ったのになあ・・・今朝、振ってみたら重かったんだが。」
・・・って蜂大興奮のまっただ中で、ブツブツ言ってる場合ではないでしょー!
あわてて家の中からアースジェット持ってきて手渡す。
「駄目だ。発煙筒もってこーい。」
車の中から発煙筒出して着火。巣穴に発煙筒を突っ込む。
       
蜂の巣大爆発ー!!
      
・・・に見えたが、まき散らしたスプレーのガスが、軒下に充満していて、
それにに引火したのだ。火が這うように燃え広がる。
蜂おじさんも一瞬火だるまになったように見えた。
げっ!スズメバチ駆除で火事?大火傷?勘弁してくれー!!
        
蜂おじさんが素手で巣を払い落とし、ホースで水をかける。
山小屋は燃えずに済んだ。丸一日降っていた雨で湿めったためか、
見た目、真っ暗な中ガスが引火した勢いでびっくりしただけか。
蜂おじさんも無事。しかし足を1カ所刺されたらしい。大丈夫なのか?
「蜂取り名人」というより単なる無謀なおっさん・・・
いや、それは言わないでおこう。
ちょっと旨そう。でも殺虫剤使っちゃったから試食断念。
           

             
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