
35・ケーナ ウフシーリ
ケーナ ウフシーリ Quena Ujusiri リベーラ・デル・ラゴ
ウフシーリは、アイマラ語で咳をして痰を吐く動作を意味する。(E.C. P64)
長い笛で、表4穴のみ、角型歌口。縦型モセーニョの吹き口になっているものもある。(写真集 Fiesta P80)
黒(または白と黒)の毛糸で巻いてある。巻いてないのもある。
吹き手は腰にわら(?)を巻き、白い模様を縫いつけた黒い肩掛け(Ponchito)を着て
頭は白い布でほおかむりをする。わら(paja)の腰みのは Chilliwaと呼ばれる。
Siwi-Siwi スィウィスィウィの踊りの衣装と音楽である。
Pajaの草むらを吹く風の音が踊りの由来。
ブォーと、1〜2音鳴らすだけなので、モセーニョのレキントタイプに
テープをはって代用することも多いという。
近年、急速にすたれてきているという。(1987年、グルーポ・チュスパの話)
また、ティワナクのウッシリで使われるものは、トコロと呼ばれる。
径5cm、1.2m長、2穴である・・・という話も未確認ながらある。
写真 '84 アンデスのこだま
参考? マール社 楽器 P17
ケーナづくり 秘伝 P11