10.マチュピチュa
1998.7.31.更新
6月25日(木)旅行4日目
空中都市マチュピチュへ

午前6時、クスコ駅発の電車でマチュピチュへ。
まだ陽が出ていないので真っ暗だ。

駅の看板の一番下、どうもカタカナで書いてあるらしい。
ブオンビアッヘ
「よい旅を」ってことらしけど
フランス語とスペイン語がごちゃ混ぜだ。
ちなみに写真下の人物は、僕たちのガイド、アレックス。

3時間ほど電車にゆられて、マチュピチュ駅到着。
駅から歩いて5分ほどのところにバス停があり
マチュピチュの入り口までの約20分間、
つづら折りの坂道をのぼっていく。
ガードレールの無い狭い道を
かなりのスピードを出すので
おっかなくて仕方ない。
マチュピチュは、海抜2,350メートル。
クスコより約1,000メートル低い。
走っても息切れしないし、
湿気があるせいか
空気が重く感じる。

マチュピチュ全景。
正面のワイナピチュに、雲がかかってしまってて残念。

山頂に作られたインカの都市、マチュピチュ。
ふもとからは、その存在がわからないため
「空中都市」ともいわれる。
インカ文明は、文字を持たないため
何のために作られたのか正確なことはわからない。
最近の研究では、
四方を聖なる山にかこまれた宗教色の強い都市だったのでは、
という説が有力だそうだ。

1911年に、ハイラム・ビンガムという人が発見するまで、
その存在すら忘れられていたそうで
スペイン人からの破壊をまぬがれた
唯一のインカの遺跡。