18.サガルナガ通り

    

1998.8.14.更新

    
   

買い物に残された時間は、

今夜と明日の午前中だけ。

明日の正午すぎには

ラパスを発たなければならないのだから・・・。

なかなか好みのポンチョが見つからない。

道ばたの露天商

太陽神への供え物にするリャマの胎児のミイラを売っている。

交渉したら、1ドルのチップで撮らしてくれた。

買い物をすませ、ホッと一息の面々。

       

ラパスでの最後の夕食は、ちょっとリッチにということで

「ホテル・プラザ」の最上階のレストランへ。

ラパスの町の灯が、

まるで星のように窓ガラスいっぱいに広がって

とってもロマンチックな雰囲気。

サラダバーと、アラカルトで4品オーダーした。

これまで食べたボリビア料理の中では

ここのは、天下一品だった。

ハッキリ言ってうまい!

     

「あ〜っ!明日は、帰りの途につかなければならないのか!」

などと感傷にふけっている暇は、僕たちにはなかった。

4人の頭の中は、

買い込んだ大量の品物を

いかにしてトランクに詰め込んで持って帰るか

ということでいっぱい!

実際、僕が荷物の整理を終えて

ベッドにもぐり込んだのは

午前2時30分をすぎた頃だった。


次の19.帰国


17.ティワナク遺跡に戻る


目次