〜日記のようなコーナー〜

首里城に行ったら守礼門の前で二千円札を眺めて同郷の小渕首相を偲ぼうと思ったが、すっかり忘れていた。


     
2007年12月7日
沖縄は寒かった!
         
突然ですが沖縄に行ってきました。
     
例によって強行軍。三泊四日(11/26〜29)。
アメリカン航空のマイレージ12/15までに使うか加えるかしないとパーになるぞ、
というハガキが、3週間前ぐらいに来た。
以前は有効期限36ヶ月だったのが18ヶ月になったのだとか。何だとぅ?
あと2回は国内便をタダで往復できるはずなのが、パーって!!
というわけで、怒り狂って無理矢理使うことに決めたのである。
             
しかし沖縄は寒かった・・・・滞在中ずっと降ったり止んだりだった・・・
台風が、上陸しないまでも、ずっとうろついていた。
タクシーの運ちゃん曰く、「今年は台風は少ない方だったけど、今頃来るのは珍しいね〜〜。」
珍しい台風を連れて来ちゃったんだね〜悪かったね〜普段の行いが悪くてね〜〜。
          
沖縄は以前から気にはなっていたが、なかなか行く機会に恵まれなかった。
私の誕生日の6月23日は沖縄慰霊の日で、毎年ニュース23が沖縄から生中継になる。
ニュースキャスターの筑紫哲也が同じ6月23日生まれ(もちろん年は違う)だから、
なのか、他に理由があるのかは知らないが。
(ニュース23はしばらく見ていたが「い〜ろ〜ん、はんろ〜ん」
 って外人風に言うのが耳について腹立つので見なくなってしまった)
沖縄は妙に気になりながらも、若干、観光に行くには腰が重かった。
       
まあ考えてみたら、
友達でもないのに、いきなりそんな難しい話しを吹っ掛けられるわけがないし、
それに、着いてみたら、思っていた以上に観光業に力を入れているように見える。
そんな所へもって基地がどうの教科書がどうのと、
マイナスイメージをまき散らされては、かえって迷惑なのではないだろうか?
       
何かを知るための入り口って、最初は明るく楽しいほうが良いんじゃないだろうか?
たとえば、私が「アンデス」に対して最初に持っていたイメージだって、
ただただ普通にロマンであり冒険であり、わくわくするものだった。
しかし友達と話したりして、歴史にも興味を持つと、スペインによる侵略だとか、
連れてこられた黒人奴隷の子孫の事とか、農村の貧困だとか、
さまざまな問題は後から知っていくので十分である。
むしろ最初から「貧乏でかわいそう」みたいな目で来られたら迷惑だろう。
         
イメージといえば、
基地周辺に「反対!」とか「出て行け!」とかいうプラカードも垂れ幕も見あたらなかった。
東京で、中央線沿線に住んでいると、何らかの「反対!」の旗や垂れ幕を見かける。
だいたいが建設反対の理由は「街の景観を守るため」と言うが、
旗や垂れ幕が美しいとは思えないのだが。
これ以上書いてプロ市民の方に目を付けられるのも嫌なのでやめておく。
                   

屋上やベランダの手すりが気になる。
昔ながらの大きな屋根のある民家以外の、町中の建物はだいたいこの形だった。厚めのコンクリートで、日陰が多くできるようになっている。
ペルーの海岸地方の家にすごく作りが似ている気がして懐かしい気持ちがしたが、考えてみたら、こういうのはアメリカ風の建築なのかな?アメリカへは行ったことがないのでわからない。
          
(左)晴れてたら反射してまぶしすぎだったかも?漆喰塗りたての沖縄伝統の屋根 (右)新旧複合型?
                   
         
旅行記はつづく

        
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